ペーチの宿
午後はバスでペーチに移動。立派な町並みの素敵な町でした。ただ週末だったのでツーリストインフォメーションが早くしまっていて、ロンリープラネットに載っていたホテルへ行くとどうも開いていない様子。と、隣に“Zimmer Frei"(free room)と描かれた古いトランクが看板がわりにぶらさがっていました。
古いトランクの看板!ここに泊まってみようと思い、部屋を見せてもらって泊まることに。下の大家さんの住んでいる部分もちょっと覗いたのですが、古いもの、アンティークで埋めつくされ時が止まったようなお家でした。大家さんは留守で、大家さんの娘さんと彼氏がいらっしゃったのですが、2人ともなんだか家中にひしめいている古いものに生気を吸い取られたような雰囲気。下のお部屋、勇気を出して写真を撮らせてもらえばよかった。ペーチの街を散策するのを兼ねてご飯を食べにゆき、部屋に戻ろうとすると、廊下に先客が。
このお方です。写真をとっても、まったく動きません。写真をみると、まるでオランダの静物画のようです。
廊下のディスプレイも凄かったです。これは、腕でしょうか?腕の張り子?
お部屋も現代的なものと言えばテレビとアイロン位で、時間が止まったかのような雰囲気です。
また今度来れたら一人ではなく友人と泊まってビデオを撮ってみたいと思いました。バジェット旅行の度に、色々な面白い宿に泊まるのですが、ここはいままでの中では5本の指に入るインパクトでした。ちなみに五本の指の中でトップ(親指がトップでしょうか?)はリトアニアのクライペダで泊まったホテルヴィットリアです。まるでホラー映画のセットのような1910−20年代に建てられた、昔は立派であっただろうホテルで、ボロボロのトイレからはきしむ音が一晩中聞こえたり、暗い中スポットライトを浴びたロビーの鉢植えのお花が20年はお水をあげてない様子だったり、だだっ広い暗い廊下の終わりだけなぜか薄明るかったり、内装も開館当初のまま時間に逆らえず朽ちて風化してしまったかのよう。でも、こういう所でシアターやエキシビションが出来たらきっと面白いだろうなと思いました。
確かLちゃんと2人で泊まって一人10ユーロ、怖い怖いと言いながら写真をいっぱい撮ったり怖い話をしてみたり、とっても楽しかった記憶がありますが、さすがに夜一人でトイレに行くのは怖かったです。
雰囲気のあるペーチの看板です。
街の時計も可愛らしいです。
翌日、行こうと思っていたノミの市は日曜日だそうで、ちょっとがっかりしましたが、気を取り直して大家さんに教えてもらったアンティークショップと古本屋を何軒か廻りました。
ハンガリーの絵本は芸術性が高く、古本屋さんで色々な本をパラパラするのはとっても楽しい時間です。自分用の資料やイメージも探します。絵はがきや社会主義時代のレトロなグラフィックのパンフレット、手芸本、時にはレコードなども扱っているお店もあります。
2軒目の古本屋さんの店主はとっても話し好きで、積み上げてある本の中から興味のありそうな本を探し出してくれたり、50年代のプロパガンダパンフレットを訳してくれたり、「邪魔したら悪いから」と遠慮しながらも色々な話をしてくれ、記念にとペーチの写真をくれたりと大サービスでした。
アンティークショップで素敵な刺繍クロスやテーブルクロスを沢山発見、買い付け旅行の使命なのでああ、よかったと持てるだけ買いました。
午後はバスでSEZGEDと言う街に移動しました。




















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